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2009/05/06

絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約 (ワシントン条約・サイテス)

さて、エキゾチックアニマルと呼ばれる部類の生き物を飼うなら
一度は書いておかねばと思いつつ忘れていたサイテスについて書いてみる。。

一言にサイテスと言っても、ありとあらゆる生物に関わるのでデータが膨大すぎて、
検索しても意外と分かりやすい記事と言うのが無いのが残念なのです。

や、まぁ、普通の方は生涯興味がないだろうから無くていいのかもしれませんがww



正式名は、
「Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora」 頭文字を取って通称サイテス(CITES)

日本語では 「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」 となります。

まー普通の方には
ワシントン条約と言った方が馴染みがあるかもしれません。


良く聞かれて間違ってることが多いのは以下の通り。

① 日本語の正式名を見れば分かるように、サイテスは動物だけでは無く、植物も含まれます
  (動物だけだと思われてる方が結構います w)

② サイテスは取引を規制する条約であって、サイテス入り=(イコール)飼育・輸入不可ではない。

③ 改めて考えれば当たり前ですが、この条例には化石は含まれませんが標本は含まれます。  



DSCF5695.jpg
文章だけだとあんまりうるさいので (^_^;;)   だるまフクロウ・・・。




条例の文書は経済産業省HPより引用。



サイテスは 付属書1~3 に分類されており以下のようになってます。



第一条  定義(全文)

この条約の適用上、文脈によって別に解釈される場合を除くほか、
「種」とは、種若しくは亜種又は種若しくは亜種に係る地理的に隔離された個体群をいう。

「標本」とは、次のものをいう。
【生死の別を問わず動物又は植物の個体、
動物にあっては、附属書Ⅰ若しくは附属書Ⅱに掲げる種の個体の部分若しくは派生物であって容易に識別することができるもの、
又は附属書Ⅲに掲げる種の個体の部分若しくは派生物であって容易に識別することができるもののうちそれぞれの種について附属書Ⅲにより特定されるもの】

【 植物にあっては、附属書Ⅰに掲げる種の個体の部分若しくは派生物であって容易に識別することができるもの、
又は附属書Ⅱ若しくは附属書Ⅲに掲げる種の個体の部分若しくは派生物であって容易に識別することができるもののうちそれぞれの種について附属書Ⅱ若しくは附属書Ⅲにより特定されるもの】

「取引」とは、輸出、再輸出、輸入又は海からの持込みをいう。

「再輸出」とは、既に輸入されている標本を輸出することをいう。

「海からの持込み」とは、いずれの国の管轄の下にない海洋環境において捕獲され又は採取された種の標本をいずれかの国へ輸送することをいう。

「科学当局」とは、第9条の規定により指定される国の科学機関をいう。

「管理当局」とは、第9条の規定により指定される国の管理機関をいう。

「締約国」とは、その国についてこの条約が効力を生じている国をいう。






第二条  基本原則(全文)


附属書Ⅰ

一では、絶滅のおそれのある種であって、取引による影響を受けており、又は受けることのあるものを掲げる。
これらの種の標本の取引は、これらの種の存続を更に脅かすことのないよう特に厳重に規制するものとし、取引が認められるのは、例外的な場合に限る。

このサイテス1と呼ばれる、付属書Ⅰに属する動植物は、事実上取引不可となり、お目にかかることはめったに無いでしょう。
特殊な例を除き、もし輸入や販売をしていたら立派な犯罪ですw
ちなみに、分かりやすい例としては 「ガラパゴスゾウガメ」 などがこのランクに分類されます。





附属書Ⅱ

には、次のものを掲げる。
(a)現在必ずしも絶滅のおそれのある種ではないが、その存続を脅かすこととなる利用がなされないようにするためにその標本の取引を厳重に規制しなければ絶滅のおそれのある種
(b) (a)の種以外の種であって、(a)の種の標本の取引を効果的に取り締まるために規制しなければならない種
サイテス・ワシントン条約 と聞くと自分には全然関係無いような気がしますが、我が家は
リューィ(アフリカオオコノハズク) と リク・ハル(ギリシャリクガメ・アラブギリシャリクガメ) がこのサイテス2に分類されているので、実は関係大ありですww

このサイテス2に分類されている種類でも、CB個体の場合は輸入・飼育共に比較的容易です。
WC個体の場合でも、出輸入国両方の認可があれば輸入・飼育が可能です。


実は、リクガメはその全種が、フクロウも殆どがサイテス1、もしくはサイテス2に分類されています。





附属書Ⅲ

三 には、いずれかの締約国が、捕獲又は採取を防止し又は制限するための規制を自国の管轄内において行う必要があると認め、かつ、取引の取締りのために他の締約国の協力が必要であると認める種を掲げる。


四 締約国は、この条約に定めるところによる場合を除くほか、附属書Ⅰ、附属書Ⅱ及び附属書Ⅲに掲げる種の標本の取引を認めない。



以下25条まで続きますが、全部書いても意味が無いのでw省きます。




モノの溢れる現代、、実質お金を出せば多くのものは簡単に手に入ってしまいます。

サイテス入りしている動植物さえ普通に飼育や購入することが出来るのですから、
サイテス入りしていない動植物がどんなに気軽に扱えるかは想像に難しくない。


つい数日前にも、「仕事を切られて養えなくなった」と捨てられたワニのニュースがありましたが、
明日生きてる保障は誰にもないので、なんと言うか複雑です。。


ですが、随分前の記事にも書きましたが、
どんな状況になろうとも、全ては人間の責任であり、「でも」「だって」なんて言う資格は無いと思っています。

見えない処で、「誰かどうにかしてくれ」なんてのはやっぱり只のエゴで、
どうしようも無くなくなった時に保健所に連れて行くのや、
死んじゃったペットを生ゴミとして捨てるのも、(特に外来種は)生物としての愛だと思います。

勿論そうならないように最大限の努力を前提とした話ですが。。




ひとまず触りだけなので、
サイテスについてもっと詳しく知りたい方はは経済産業省のHPでご確認ください。


続きは気が向いたら書くかも・・・・・・





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2009/05/06

生物の分類。

さて、「サイテス」についてのカテゴリ増やしました。
めーーーっちゃ長くなりますがお付き合い頂ければ幸いです。


私たちが普段 「類」 と呼んでいる分類は大雑把な呼び方でして、細かく正確に言うと以下のようになります。
(猛禽類・魚類・哺乳類・爬虫類等々・・・・)




⇒ 左から順番に大分類から小分類へ ⇒

(Kingdom) 門(Phylum) 亜門(Subphylum) 綱(Class) 亜綱(Subclass) 目

→ 上記の分類の後に種類や名前がこのように来ます →





例えば・・・ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒私たち人間や、春の風物詩の桜なんかはこうなります。
(Kingdom) 門(Phylum) 亜門(Subphylum) 綱(Class) 亜綱(Subclass) 目 和名
動物界脊椎動物×ほ乳網×サル目(霊長目) 真猿亜目ヒト科 ホモ属サピエンス ヒト
植物界緑色植物門維管束植物亜門被子植物綱×バラ目バラ科サクラ属ヤマザクラ ヤマザクラ・サクラ



で、最も大きな「界」の分類ですが、
あくまで暫定的ですが、現在最も一般的だと思われる五界説で説明すると以下のようになります。

×細胞従属栄養/独立栄養移動性/固着性
モネラ界細菌(バクテリア)
ラン藻(シアノバクテリア)
古細菌
原核細胞単細胞両方あり両方あり
原生生物界比較的単純な体制の生物真核細胞単細胞~
多細胞
原生動物(従)
変形菌類(粘菌)(従)
藻類(独)など
両方あり
植物界植物多細胞独立栄養(光合成)固着性
菌界菌類従属栄養固着性
動物界動物移動性


普段我々は 「植物・動物 以上!」と思いがちですが、
細胞のつくりや遺伝距離から言うと、原核細胞(原核生物)・真核細胞(真核生物)の違いの方がはるかに大きいのです。
食べ物としては、キノコも野菜(植物)だと思いたくなるかもしれませんが、独立栄養(光合成)ではないところが植物とは大きく異なり菌界に属します。


ちなみに、【原核細胞(原核生物)】 と 【真核細胞(真核生物)】の違いまで書き出すと、
細胞の話をしなくてはいけなくなり、どんどん何のblogだか分からなくなってくるのでwww省略します。



で、「界」の下に30前後(分類による)の「門」があり、以下分類順に続いていきます。。


門・網・目・・・・と順番に書いていくといつまで書いても終わらなさそうなのでこちらも省きますww
まぁ「へーこんなんなんだー」と思って頂ければ・・・・・・。



あ、何分独学の素人知識なので間違ってる箇所があるかもしれませんが、多めにみてやってください (汗
んでもって、分かったようなフリをして書いてますが突っ込むと私もチンプンカンプンですw
まだまだ勉強不足でして・・・・・・^^;;




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主な参考ページ・文献
( ありがとうございました! )

【 細胞の世界 】  http://www.geocities.co.jp/Technopolis/2379/saiboutop.htm
【 地学教室 】 http://georoom.hp.infoseek.co.jp/rightindex.htm
【 ウィキペディア 】 http://ja.wikipedia.org/wiki

【 決定版 やさしい一般化学 】 講談社 斎藤勝裕
【 動物の社会 新版 -社会生物学・行動生態学入門 - 】 東海大学出版会  伊藤嘉昭  

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